チリペヂィア

リンクフリー。サンプルコードなどは関連記事内でライセンスについて明示されない限り商用利用なども自由に行って構いませんが、自己責任でお願いします。またこれら日記内容の著作権自体は放棄していません。引用部分については引用元の権利に従ってください。

FontForge 等幅フォントになりすます設定

以前に作ったMigMixとSourceCodeProの混成フォントを秀丸で使ってみると、プロポーショナルフォント扱いになって「ブロック選択できないヨ!」

ふむ、調べてみました。

FontForgeでは、基本的に等幅フォントかどうかは、フォント出力する時に自動判定してくれるらしいんですが、日本ではおなじみの「等幅フォントと称しているが、1つのフォント内で、半角英数と全角文字と幅の違う文字がある」というのは世界標準ではないらしく、そういったフォントは、FontForgeではすべからくプロポーショナル扱いで出力されます。

そんな時はフォント情報で強制的に等幅フラグを立てます。以下のように。

設定項目
フォント情報>OS/2>Panose>幅の比率 Monospaced

そしてフォント出力する時のオプションで、Appleを無効に、OpenTypeを有効にします。

見た目はプロポーショナルの方が良いので、必要な時だけ等幅バージョンを別に増やしてやると良いかと思います。