もう一度SS1600再生。今度はLinux!
このへんで記事にしているリース落ちのDynabookSS1600(いわゆる古〜いビジネスB5)。なんだかんだで手放す機会を逸してしまい、そろそろXP期限でどうしましょう。
Winの処理が重くてキツいんだったらPuppyLinuxが良いよ!
ネットを巡回してるとこんな意見がチラホラ見られます。Linuxには軽量ディストリビューションという小振りなパッケージがあるらしい(小さなものではFDで完結するようなものまで)。Puppyはそんな軽量Linuxの一つで容量はCDサイズ。「情報が少ない」と言うものの「そうかな結構あるよ?」という感じ。日本語版もあるし、Puppyの名前は知恵袋サイトにまで出てきます。このXP期限をバネに普及がまた進むんじゃないかと思うとなかなか有望株。
やった感想(実際どれくらい使えたか)
インストール成功したので、最初にオチ(実際の使用感)から書いておきます。なお、ウチのSS1600はテコ入れで投入したSSDがすぐ壊れたので、現在のSS1600は普通のドライブに戻してあり、メモリは+1G足してあります。参考までに、SS1600 10L/2 の性能はコチラ。
グラフィックとオーディオ
このリストの中では一番懸念していた部分ですが、なんか何もしなくても普通にイケました。まぁIntelチップだしね。
動画はやっぱ無理
Youtubeも無理。コマ飛びどころじゃありません。CPUクロックとメモリのバス速度が足りません。それも圧倒的に。音楽だけならどうにかこうにか。まー元からそういう世代のビジネスB5ではあります。
Firefox + GoogleDrive & GoogleDocs
やった一応動いた!サクサクとは言えないものの、グループウェア端末程度としてならなんとか動きそう!(なおHTML5のサイト見ないならOperaの方が軽いのでOperaでアクセスして問題があればFirefoxで見ると良い感じ)
総括
さすがにXPよりはサクサク!PuppyかわいいよPuppy。XPノート再生にPuppyというのは確かにアリ。でも画面ヤケ+バッテリー寿命をお金出してまで第一線に復帰させるほどではないかなぁ(贅沢)。IDE-CF変換(DMA対応タイプ)+ジャンクのCFという疑似SSDで起動し、RAIDつきのHDDタワーを買ってきてUSBでつなぎ、ホームサーバーの制御器として使い潰すのが良いかもしれません。Puppyの運用に必要なストレージ容量としては、システム+アプリ+個人設定で2〜4Gあたりが必要じゅうぶん量かなーと思いました。逆に言えば「いまや性能が絶望的」という理由でジャンク扱いされている爆安完動ノートをゲットしてくれば、わざわざ高価なシステム付きのNASじゃなくてもホームサーバは立てられそうな気がします。
インストール過程についてはまた次回。